人間関係づくりについて  2010年9月18日

 

本日,私の務めている学校の運動会でした。
最近の雨天のため校庭での練習が計画通りに出来ずに不十分な状態で当日を迎えました。

子ども達の一生懸命に取り組んでいる姿,それを支える先生方の姿を見ながら
改めて運動会のねらいとは何かを考えました。


表題の人間関係づくりですが,こうした行事,児童会活動,学級活動,道徳等を中心に行おうとしてきたし,
実際そこで育てようという考え方しか知りませんでした。


『学び合い』に出会い,この人間関係の育成を教科の授業の中で行うという発想のあることに驚きました。
わたくしが『学び合い』に飛びついた最大の理由であったし,現在でもそのことは変わりません。
指導要録で各教科のねらいをつぶさに調べても,教科としての内容は書いてありますが,
教科の中で人間関係を育てるなどという発想は,残念ながらどこにも見当たりません。

子ども達の素晴らしい可能性を信じ,ねらい(課題,目標)の元,可能な限り子ども達が展開し,
誰も見捨てられない者を出さないようにという『学び合い』の考え方を普遍させたいものです。
このことは,教育にかかわるほとんどすべての課題を解決することにつながるのですから。