第16回 『学び合い』寺子屋 6月2日(木)

 

参加者17名
共通問題:「地球の表面積は約4万㎞であるが、この地球の表面から1m離れたところにロープをはるとしたらロープの長さは地球の円周よりどれだけ長くなるか?」をみんなが、男女各二人に説明できる。
個別問題は、通常のもの。...

小学校5年生で習う円とその円周の関係で、直径が2m増えるわけですが・・・・・。生徒は混乱し、答えを何人かが導きだしたところで時間切れ終了。
皆さんもお考えあれ。

 

第17回 『学び合い』寺子屋 6月6日(月)

 

参加者16名

本日は、15分間立体地形図へのプロジェクション・マッピングと霧訪山からの360°の展望写真(直径4メートル、周囲12,4m)の見学を行った。...
共通課題は7/14。漢字がほとんど掛けない生徒を心配して集まってくる姿が見られた。低レベルではあるがようやく困っている子に寄り添おうとする姿の片鱗がうかがえた。これからです。

 

第18回 『学び合い』寺子屋 6月9日(木)

 

参加者 15名

共通課題につかったプリントの内容は、

...

昔は、不景気のときにリストラがありましたが、いまは景気がよくてもリストラがあります。そのターゲットは中高年です。昔であれば、若い頃の積み重ねで当然のように高給を手にできました。しかし、いまは「そのとき」の働き以上の給料をもらっている人がリストラのターゲットです。では、中高年の中でリストラの対象となるかならないかは、何で決まるのでしょうか。
それは給料以上に働いてくれる若い人にとって、いてほしいともう人はリストラされず、邪魔な人がリストラされます。今後の社会で子どもたちが生き残るときに重要なのは、社会的能力です。では、それをどこで組織的に学べばいいのでしょうか?
[   ]です。
 もし、失業したら次の職を探さねばなりません。そのとき、頼りになるのは仲間です。多くの人から、自分の知らない多様な職場を紹介してもらえれば再就職しやすいでしょう。 流動性は職場だけではありません。技術の価値もどんどん変わるでしょう。壮年になっても技術を高度化し続けることが必要となります。そして、その技術の価値がなくなったら、壮年においても新たな技術を獲得することが必要になります。その際、本だけで学ぶのと、人から教えてもらえるのはどちらが有効でしょうか。明らかに後者。
 失業したとき、新たなことを学ぶとき、頼りになるのは仲間です。しかし、一度就職すれば、ほとんどの時間は職場の人と家族しか会いません。では、自分のことを気遣ってくれる多様な人とどこで知り合い、繋がれるでしょうか?
 [   ]です。
 まさに[   ]で学ぶ意味は、そこにあります。人間には得手不得手があります。数学が得意な人もいれば、不得意な人もいます。数学が不得意なままでも幸せな人生を送ることができます。数学が不得意なままで働ける職場はいくらでもあります。逆に言えば、数学が得意でも幸せな人生が送れるかはわかりません。数学を学ぶ意味は、世の中には自分が簡単にできることをできない人がいること、自分ができないことを簡単にできる人がいることを知り、高慢にならず、卑屈にならず付き合い、仲間をつくることなのです。
社会においては、自分にない能力をもっている人とつながり、その人たちの能力を生かせる人が幸せになれます。大切なのは、自分と異質な人とどれだけつながっているかなのです。

(出典 アクティブ・ラーニングによるキャリア教育入門  西川純 著 東洋館出版社 p137~p139)

¡ [   ]に共通して入ることばは何か。

¡ この文章にタイトルをつける。

   氏名(           )

『  』の内容は、皆が「学校」と書いていました。

《タイトル》
・知識を学ぶだけでは、幸せになれない
・リストラされないような社会的能力を上げるには
・社会的な能力と人々のつながり
・学校で学ぶ意味は
・人間の能力
・人のかのうせい
・学校で学ぶ可能性
・学校で学ぶこと
・学校で学ぶ理由
・学校で学ぶ意味
・学校で学べる事
・社会的能力を学ぶには
・昔と今のリストラ
・過去と未来のリストラ

次回は、この14項目に、5段階で評価を付けさせたい
その結果をまとめたものみて考えさせたい。

 

第19回 『学び合い』寺子屋 6月13日(月)

 

参加者 10名...

今回の共通問題は、全国知事会がまとめた「出生率を高めるために」の資料を中心にして考えました。自分たちなりきの対策はまた考えるとして、今回はどんなことが原因となっているのかをつかむことしました。教育費がかかって大勢の子どもを産むことが難しいことや、結婚しようとしてもそれなりきの収入の見通しがないと、そもそも結婚することが難しかったり、それ以前に異性とどうやって
つきあうのかわからない、異性と話すことすら苦手という意見も出ました。

今後も単に教科の学習をしていくだけでなく、人間関係を築いていくために、これからの見通せない社会でどうやって生きていくのか、進学や就職のことなども考えながらやっていきたい。

学校ではこういう学習をやっていくゆとりがないということもあります。また、学習に集中できない生徒も取り組む姿勢が違うということもあります。何のための学習かということとも関係がありそうです。

 

第17回 『学び合い』寺子屋 6月17日(木)