秋田から戻る  2013-11-05

学び合い』秋田の会、T小学校の『学び合い』異学年授業の参観を終えて、今晩塩尻に戻りました。

 

【11月4日(月)】『学び合い』秋田の会

「かまくら」と「横手焼きそば」で知られる横手市の駅近くの会場で開催されました。20名を超える参加者でしたが、岩手県の大学の学生(盛岡大学)さん3名を始め岩手からの参加者が6名というのに驚きました。一人は上越教育大の教職大学院をめざしており、もう一人の方は(三崎研ではないということですが)信州大学教育学部の大学院に進まれるということでびっくりしました。

最初に、いずれも西川研OB、OGの埼玉県の教諭お二人の初任者としての苦労しながらの実践発表は、どちらも実に具体的であり、これから『学び合い』に取り組もうとされている方にとって大いに参考になりそうなものでした。これに続いて、私から全国各地で開催されている『学び合い』の会について、私が実際に参加させていただいた中から、東日本、九州を主にお話させていただきました。

秋田の大仙市の小学校の研究主任の方の発表は圧巻で、『学び合い』そのままの形の実践をして、批判を浴びたのを、形の上では秋田流のやり方を踏まえながらも、『学び合い』の考え方を大事にしながらしたたかに取り組んでいる発表でした。実に興味深い発表でしたので、後日もう少し丁寧にお伝えしようと思っています。

講演は2本。おおとりは、西川先生のものですが、その前に教育同人社の小学生のテスト編集長の山口編集長と足立販売課長の講演は、『学び合い』のねらっているもの、『学び合い』で獲得するものが、社会人としてやっていくのに必要な力に結びつくものであるという趣旨であり、カリスマ教師でなくても実現可能なものであり、『学び合い』の考え方抜きには業界の中で立ちゆかなくなるとも話されました。

5日の小学校3年生・4年生の異学年授業については、日を改めて報告させていただきます。